千葉県障害者就業・生活支援センター連絡協議会
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事業内容
平成23年度障害者就労促進チャレンジ事業 事業報告書
平成23年度障害者就労促進チャレンジ事業 事業報告書
 当協議会が千葉県産業人材課より受託した障害者就労促進チャレンジ事業について、年度当初に加盟していた15センターで行なっている。開催状況については別紙参照。
○企業等の理解促進(企業向け見学会)
   隣接するセンターが協力のうえ、2圏域で1回(安房圏域のみ単独開催)行なうこととし、企業向け見学会を7ヶ所で実施した。開催までには、各ハローワーク雇用指導官からの企業への周知依頼、法定雇用率未達成企業支援員との協力、県庁ホームページなどで広報活動を行い、参加企業を募った。結果として全体で23企業42名の参加があり、参加企業からは障害者雇用のイメージができたという声が多く聞かれ、そこから障害者雇用を始めた企業が現時点で5社出ている。
 今年度の反省点としては、千葉県産業人材課に提出した企画提案では見学会を8回行うとしていたが、夷隅・長生圏域で開催することが出来なかった。また、事前に各圏域間で調整等していなかったため、見学先企業の業種等が重なってしまった部分があった。次年度、企業向け見学会は全体で6回行うとしているが、業種が被らないよう事前調整し、さらに各担当圏域で確実に行えるよう調整していく必要がある。
 事務処理の関係では、見学会参加を希望する企業から申込書が事務局に送られてくるため、即担当センターに連絡を入れている。その後担当センターから申し込み企業に詳細の連絡をすることになっているが、電話が行かずに企業から連絡を頂くということがあったため、今後、見学会開催までの流れを明確にしていく必要があると感じる。
○障害のある人等の意識改革(障害者向け見学会)
   各圏域で行っている地域意見交換会などのネットワークを利用して、当事者などに呼びかけを行い、今年度は全15センターで実施。163名の障害当事者、保護者、支援者等が参加し、企業見学・企業担当者や障害当事者との意見交換・参加者間の情報交換等を行った。
 今まで就業は難しいだろうと考えていた障害当事者やその周りの方が、就業に目を向ける良いきっかけになった。実際に、この見学会を経て一般企業に就職された方は6名おり、この事業の効果が現れたものであると感じる。
 次年度は、企業への理解促進に力を入れることになっており、全体で3回行うとしている。しかし、各地域には就業の可能性を持ちながらもそれに目を向けられない対象者が数多くいることがわかってきたので、必要に応じて行える態勢にすることが望ましい。
○短期職場実習
   法定雇用率未達成企業支援員や企業支援員と協力しながら、実習企業の開拓を行った。今年度は法改正の影響もあり、障害者雇用を希望する企業も増加し、まずは体験実習でイメージするという形で進める企業が多かった。
 また実習者にも交通費等が支給されるということで、経済的な理由から実習できなかった方や実習に対するモチベーションが低かった方の当事業利用も多くあった。
 各センター5回、全体で80回を目標として実施することになっていたが、結果としては、53企業80名の方が実習を行うことが出来、さらに実習をきっかけに就職された方は39名に上った。
 次年度も目標数は変更せず実施していく。
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